亀井勇樹の香川うどん食い倒れ旅④
こんにちは、亀井勇樹です。今回は前回に引き続き、平成レンタカーさんプレゼンツ
香川うどん王道コース後半戦について亀井勇樹がご紹介していきます。
中村うどん
注文品:あつあつとちくわ天
がもうから自動車で約25分、入り口近くでは職人さんが麺を打っており、流石食べログ百名店と感慨に耽りつつ中村うどんに入店。
この中村うどん、客が裏の畑から自分でネギを採ってきて刻むことで一躍有名になった伝説のセルフ店です。
残念ながら現在はやっておらず、出汁が置かれているところにネギが一緒にある、セルフサービススタイルに変わっていました。
ネギのところに『ネギはうどんの上で2杯まででお願いします』の張り紙にほっこりします。
ちなみに、会計は後払い申告制で「人を信じる力」に繁盛するお店の凄さを感じました。
ここの麺はやや細めで、柔らかめ。「なかむら系」と呼ばれる、優しい柔らか系の麺はこの店が源流です。
柔らかいですが、コシがあるという是非一度食べてもらいたいお店でした。
ちくわ天の青のり風味を楽しみつつ、アッと言う間に完食しました。
谷川米穀店
注文品:冷たい小
中村うどんから自動車で約35分、谷川米穀店に入店。
ここの特徴はダシ汁がないこと
システムがこの旅で一番簡潔でした。
まずはお店の入口の受付でうどんの注文
- 温かいのか冷たいのか
- サイズの大(280円)か小(150円)
- トッピングの生玉子(50円)の有無
この3点をお伝えするのみ!会計は中村うどんと同様食後に自己申告という香川にはイイ人しかいない説、香川にうどん食いに来たら皆イイ人になれる亀井勇樹説に、どんどん自信が出てきます。
うどんを受け取ったら、受け渡し台の近くに薬味のネギがあるので入れて座席へ。
食べ方は「しょうゆうどん」が基本で、天ぷらはもちろんかけ出汁もなく、テーブルにある醤油や酢、七味、青とうがらしのつくだ煮風、赤唐辛子をうどんかけて実食です。薬味のバランスで、変化する味わいが楽しい一杯でした。
営業時間が3時間しかなく、このときも結構ギリギリに入店させてもらいました。皆さんは時間に余裕をもって行かれるのをお勧めします。
山内うどん店
注文:かけ(ひやあつ)
谷川米穀店から自動車で約30分。山内うどん店に入店。
1984年創業のうどん屋。
宮武ファミリー3店舗の中で唯一現在も営業している知る人ぞ知るうどん店です。
197号線から少し中に入ったところに看板があり、平成タクシーの方に教えてもらっていなければ、見落として辿りつけないところでした。これぞ香川のうどん店という無駄な装飾がない歴史が感じられる外観、内装に心が弾みます。
ここの特徴はなんといっても、薪で沸かした大釜で茹でた麺です。手打ち独特のねじれとくぼみが特徴の麺は、四角くコシがつよいもちもちとした弾力の太い麺でした。薪釜ならではの強い火力で湯がくことで麺の芯から茹で上がり、独特の強いコシが生まれているのではと感じました。
ひやあつは出汁の温かさを感じつつも、締められたうどんの固さが絶妙に残っていて、あつあつうどんでは食べられない食感がたまりません。
優しいお母さんに癒されて、亀井勇樹の第二回うどん食い倒れ旅は終了しました。
今回も大満足の香川うどん巡りでした。
今までの亀井勇樹のうどん食い倒れ旅